冷戦下ドイツの監視社会を描いた傑作
〈ネタバレなしで紹介〉
舞台は1984年の東ベルリン。国家に忠誠を違う国家保安省の局員ヴィースラーは、反体制の疑いをかけられていた劇作家のドライマンの監視を命じられる。ヴィースラーはすぐさまドライマンの家に盗聴器を仕掛け、ドライマンの生活を監視し始める。
本作は東ドイツの監視社会の実像をリアルに描いた映画で、第79回アカデミー賞では外国語映画賞を受賞している。
国家に忠誠を誓ってドライマンを盗聴するものの、彼を知っていくうちに主人公の中で起こる感情の変化、そしてラストシーンが素晴らしく、そのために何度も観返したくなるような映画。
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原題 | 『Das Leben der Anderen』 |
上映時間 | 2時間18分 |
製作 | 2006年 |
監督 | フローリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク |
出演 | ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ケデック |