『グッドフェローズ』(1990) 紹介

グッドフェローズ

〈ネタバレなしで紹介〉
1955~1980年にニューヨークのマフィア界に生きた男、ヘンリー･ヒルの半生を描く実話をもとにした映画。

マフィアのアジトで育ち、自らもマフィアになることを夢見て育ったヘンリー･ヒルは、11歳でマフィアの使い走りになる。そしてついに"グッドフェローズ"の一員になり、数々の犯罪に手を染めていくことになる....。

『レイジング･ブル』(1980)から10年の時を経て、マーティン･スコセッシ×ロバート･デ･ニーロ&ジョー･ペシのタッグが製作した作品で、迫力があって怖い。そこに主人公ヘンリー･ヒルを演じたレイ･リオッタが加わったこのトリオは、とても良く噛み合っていて好き。

実話をもとにした映画ということもあり、マフィアや人間に"リアル"を感じる映画で、だからこそ観る人がこの映画に何を観たいかが重要になる映画だと思う。あくまでヘンリー･ヒルという男を中心に描いたヒューマンドラマであり、マフィアとして生きたヘンリー･ヒルが何を感じどういう決断をするのかというのを観ると、面白い映画だと思う。