『ファニーゲーム』(1997) 紹介

ファニーゲーム

[ 観賞方法 : TSUTAYA DISCAS ]

〈あらすじ〉
バカンスのため湖のほとりの別荘へと車で向かうショーバー一家は、ゲオルグと妻のアナ、息子のショルシ、そして愛犬のロルフィー。別荘に着いた一家は明日のボート・セーリングの準備を始める。そこへペーターと名乗る見知らぬ若者がやって来て....。

嫌悪感、イライラ、胸糞、不条理という不快な感情が渦巻く一作だが、それだけでは終わらないミヒャエル・ハネケ監督らしい演出がつまっている。

一発で不快感を与えられるシーンがあるわけではなく、じわじわとゆっくり長時間嫌な気持ちにさせられる雰囲気は独特で、映画という媒体をいかした演出も素晴らしく完成度も高い。お話があまり面白いとは思わないので個人的な評価は低めだが、観る価値はある作品だと思うので胸糞や不快感を感じてみたいという方はぜひ。

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原題 『Funny Games』
上映時間 1時間48分
製作 1997年
監督 ミヒャエル・ハネケ
出演 スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ

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