『エターナル・サンシャイン』(2004) 紹介

消し去りたい恋の記憶はあるか?

〈ネタバレなしで紹介〉
バレンタインデーを控えたある日、ジョエルのもとに手紙がやってくる。その手紙の内容は、喧嘩別れした元カノ、クレメンタインがあなたに関する記憶を消し去りましたというものだった。それにショックを受けたジョエルは、自分も彼女との記憶を忘れてやろうと、医師のもとを尋ねるのだが...。

ジム・キャリーが主演を務める映画にしてはかなりシリアスで難解なストーリー。それもそのはず、本作の脚本を務めるのは、『マルコヴィッチの穴』(1999)など奇想天外なストーリー展開で知られる、チャーリー・カウフマンだからだ。『エターナル・サンシャイン』も、アカデミー賞をはじめ様々な脚本賞を受賞している。

"記憶"をテーマに、人は記憶とどう向き合うべきなのかというのを考えさせられる作品で、王道ラブストーリーものではなくもっと深いところを突いた作品だと思う。人間関係に対する価値観を変える一作になるかもしれない。

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原題 『Eternal Sunshine of the Spotless Mind』
上映時間 1時間48分
製作 2004年
監督 ミシェル・ゴンドリー
脚本 チャーリー・カウフマン
出演 ジム・キャリー
ケイト・ウィンスレット

 

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