『十二人の怒れる男』(1957) 紹介

密室劇の最高傑作

〈あらすじ〉
18歳の少年が父親を殺したとされる殺人事件の裁判で12人の男が陪審員に選ばれた。全員意見が一致していることが有罪/無罪の条件の中、11人の陪審員が有罪に投票し、その罪は決定的かと思われたが、1人の陪審員だけが無罪を主張した...。

全編約90分の間、ほぼ1つの部屋から出ることなく12人の陪審員の会話のみで描かれるワンシチュエーションドラマ。ミステリー的な要素も多く含まれていて飽きることなく観れるし、この映画の構造上、その裏にある倫理/道徳、民主主義なども考えさせられる良い作品。

原題 『12 Angry Men』
上映時間 1時間36分
製作 1957年
監督 シドニー・ルメット
出演 ヘンリー・フォンダ

 

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