欲望に生きた男のノンフィクションドラマ
〈ネタバレなしで紹介〉
若くして億万長者となったウォール街の証券マン、ジョーダン・ベルフォートの波乱万丈な人生を描いた映画。ジョーダン・ベルフォートは1980年代にウォール街に実在した証券マンで、その彼の回顧録を映画化したものであり、多少盛られてはいるだろうがノンフィクションである。
監督はマーティン・スコセッシ、主演はレオナルド・ディカプリオ。この2人のタッグは本作が5作目で、現在7度目のタッグも実現している。スコセッシはこの作品において、演技の中にアドリブを入れて修正していくというやり方を取り入れており、その会話劇がテンポが良くてとても好き。
そしてもうひとつ注目なのがレオナルド・ディカプリオの怪演である。下品でやりたい放題のぶっ飛んだ生活をやり切っているのもそうだし、力のこもったビジネス的なシーンも良い演技をしていると思う。
3時間という長い作品だが、テンポが良く見やすいので、ぜひ観ていただきたい。(18禁すぎるので家族と一緒に見るのはやめよう)
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原題 | 『The Wolf of Wall Street』 |
上映時間 | 3時間 |
製作 | 2013年 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
出演 | レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル |