『アビエイター』(2004) 紹介

富豪、ハワード・ヒューズの苦悩

〈ネタバレなしで紹介〉
「地球上の富の半分を持つ男」として知られた20世紀を代表する億万長者、ハワード・ヒューズの半生を描いた作品。

18歳で父の遺産を引き継ぎ大富豪となったハワード・ヒューズ。そして21歳の時、遺産を元手にして莫大な予算をつぎ込んで映画製作を始め、ビジネスをスタートさせるが様々な困難に陥ってしまう。

ハワード・ヒューズの半生が約3時間にわたって描かれており、長尺ではあるが彼の異常とも言える人間性と波乱万丈なドラマが面白いので長いとは感じなかった。さすがはマーティン・スコセッシ。

ヒューズを演じたレオナルド・ディカプリオの演技も素晴らしい。『タイタニック』で演じたような甘い王子様のような役柄・演技とは違い、重さがあり狂気を感じるような深みのある演技で、若さと渋さのちょうど真ん中にいるレオナルド・ディカプリオが味わえる。

原題 『The Aviator』
上映時間 2時間49分
製作 2004年
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット

 

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